「転職したい!」
と思った経験はありませんか?
漠然と転職をしたいと思っても、そこからしっかりとした事前準備をしないと成功させることは難しくなります。
今回は転職活動での事前準備についてご紹介します!
後悔をしないために!事前準備の大切さ
転職成功に向けた事前準備のステップ
後悔をしないために!事前準備の大切さ
転職活動において、事前準備というのはとても重要になります。
多くの企業で最初に行われる書類選考は、応募書類の完成度によって通過するかどうかが左右されます。
応募書類は自己分析や業界・企業研究といった事前準備が上手くできていないと、企業の採用担当者が確認した際に熱意が伝わらなくなってしまいます。
また、面接で志望動機を聞かれた際にも、説得力を持たせることができなくなってしまいます。
今回は志望の業界や職種が定まっている方から、漠然と転職したいと思っている方まで、転職活動の事前準備をステップごとに解説していきます。
転職成功に向けた事前準備ステップ
ステップ1: 転職・退職時期を決める予め転職と退職の時期を決めていないと、行動に移すことが面倒になってしまったり、思っただけで行動しないことに繋がります。
転職の意思を強く持つためにも「転職完了までのスケジュール」をたてるようにしましょう。
応募先の企業から面接の際に「いつ頃から入社可能ですか?」と質問をされる場合もあるので、スムーズに回答することもできます。
また、現職を退職する際に、引継ぎをしなければならない場合や有給消化等の調整も必要になる可能性があるため、転職のスケジュールを決めることは重要です。
ステップ2: 現状整理と自己分析
転職を決めた際には、現状整理と自己分析を行いましょう。
転職をしようと思い立った理由が必ずあるはずですが、その理由を明確にして現状を客観的に把握しましょう。
例えば「給料が低いから転職したい」という理由だった場合に、転職をすることで必ず解決するとは限りません。
業界水準で見た場合には、決して低い給料では無い可能性があります。
また、今は給料が低かったとしても昇給のペースが早い会社の場合には、結果的には会社に留まっている方が良いかもしれません。
このように、業界全体や勤めている会社、自身の経歴や特性を客観的に見ることによって、転職をすることで本当にその理由が解決するかどうかを見極めましょう。
自己分析についてもしっかりと行いましょう。
自身の希望する業界や職種、得意・不得意の仕事というのは、思い込み等によってズレてしまうケースもあります。
接客業をしていて「自分は人と話すことが得意だから営業職へ転職しよう」と思ったとしても、実際に働いてみると「やっぱり営業は合わなかったかな」とミスマッチとなり短期離職になってしまうかもしれません。
キャリア相談や適職診断も活用して、「自分が本当にやりたい仕事」「自分に向いている仕事」「強み」等を分析していくことで、長期的に働ける会社と仕事を見つけるようにしましょう。
また、自己分析をしっかり行うことで、志望動機や自己PRを芯が通った内容の濃いものにすることができます。
ステップ3: 業界・企業研究を行う
志望する業界や職種が決まれば、しっかりと業界・企業研究を行っていきましょう。
よく目にする表面的な業界のイメージや概要だけではなく、その業界の動向や課題、市場規模や成長性、他の業界との繋がり等も含めて、調べていきます。
最終的には自己分析の結果とも照らし合わせ、ミスマッチにならないかといった部分も確認しておきましょう。
また、面接では「志望しているということは強い関心を持っている」という前提で採用担当者と会話をすることになるので、予備知識が無ければ熱意が伝わりません。
その業界が大好きな理由を熱く語れるぐらいになっておくと、面接で非常に強い武器になります。
ステップ4: 転職の条件を明確にする
いざ転職活動を始めてみると、沢山の求人を目にしますよね。
どの求人に応募すればいいのか、どの求人が良いのか迷うこともあると思います。
また、もし複数の企業から内定が出た場合には、どの企業に入社すべきか判断できないこともあるかもしれません。
そういった場合にも決断できるように「転職の条件」を明確にしておきましょう。
「自社サービスを提供している企業」「持っている資格が活かせる業務ができる企業」「管理職へのキャリアアップが可能」「通勤時間が1時間以内」「今の年収から10%以上は上がる」「年間休日が120日以上」「残業は月20時間以内」……
などなど「絶対に譲れない転職の条件」を設定します。
条件が厳しすぎると転職活動が難航する恐れがあるため、あくまでも現実的なラインで設定するようにしましょう。
また、もしそれでも難航してしまった場合には、条件を少しずつ緩めていく検討をしてください。
ステップ5: 応募書類の作成
履歴書と職務経歴書の作成を行っていきましょう。
これまでのステップ2からステップ4までが出来ていれば、志望動機や自己PRを書く際に自然と言葉が出てくるはずです。
書類選考は第一関門です。まずはここを通らなければ、面接までたどり着くことはできません。
自身の経歴や適性はまったく問題が無いのに、応募書類の作りこみが甘かったために選考で落ちてしまうのは、非常に勿体ないですよね。
応募書類は、完成させた後に必ず第三者に見てもらうようにしましょう。
自分では気づかなかった誤字・脱字や、書類を見たときに受けた印象等のフィードバックをもらい、修正を行っていくと、応募書類の完成度が高まっていきます。
家族や友人、知人、またはキャリアコンサルタント等に添削をお願いしてみましょう。
大阪府の総合就業支援施設「OSAKAしごとフィールド」では、応募書類の添削やアドバイスも行っています。
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writer : にであう事務局
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